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- 動直後の血液の脂質の検査を行ったところ、
遊離脂肪酸(FFA)が高値と言われました。
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- 動直後の血液の脂質の検査を行ったところ、遊離脂肪酸(FFA)が高値と言われました。
運動をすると、体内でアドレナリンが優勢となります。アドレナリンは、心拍数を増し、骨格筋への血流を増やすなどして、身体が運動に適する状態にします。また、アドレナリンは運動にプラスとなるように、体内の脂肪組織に蓄積された中性脂肪を遊離脂肪酸(FFA)とグリセロールに分解させ、FFAの血液中の濃度を上げます。運動で使う筋肉はそのFFAを優先的に利用します。このため、運動時には、FFAが高値となりますが、健康であれば、一時的に高値となったFFAも、筋肉運動を終えたあとは徐々に肝臓に取り込まれ、脂肪組織に蓄積されることになります。
このように、脂肪組織に蓄積した中性脂肪は、アドレナリンが分泌されたときにのみ消費可能な形になるので、脂肪の燃焼のためには、心拍数の上がるような運動が必要ということになります。