会長挨拶 | 日本臨床検査専門医会|臨床検査医になるために
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専門医会のご案内

会長挨拶

 2020年1月1日付けで、登会長にかわり9代目の会長を拝命することになりました。

 昭和から平成と、多くの臨床検査専門医の努力により発展してきた日本臨床検査専門医会を、令和という新時代へ継承し、さらに発展させるべく、微力ながら尽力させていただく所存です。

 医療において臨床検査は必要不可欠です。臨床検査専門医は、基本診療領域の専門医の一つであってサブスペシャリティ領域の専門医ではありません。本会のさらなる発展のためには若手人材の育成が重要です。専門医取得のための研修は、カリキュラム制による研修も認められることになり、臨床検査においてはカリキュラム制での専攻医の応募が増えています。日本臨床検査医学会と協働で、学生や医師にとってなじみの薄い臨床検査専門医の業務内容やキャリアパスを知っていただくことを目的に広報活動や啓発活動をより一層行っていきたいと思っています。

 検体検査の品質・精度の確保の規定も含まれた医療法等一部を改正する法律が2018年12月1日に施行され、精度管理は臨床検査室や衛生検査所だけでなく、病院全体さらには診療所まで拡大することになりました。2019年6月1日からは遺伝子検査システムが公的医療保険の適応となりました。このように臨床検査を取り巻く環境は変化し続けており、検査業態も多様化している現在、臨床検査の精度管理と標準化、ゲノム医療の日常診療への導入にあたり臨床検査専門医の役割がより一層重要になります。臨床検査専門医の役割を明確化し、ゲノム医療に係わっていきたいと考えています。

 保健医療における臨床検査の価値をより一層高めるためには本会の運営において臨床検査関連学会・団体との連携は重要です。保健医療に限らず、関連学会・団体全体でまとまった力が発揮できるよう、本会は日本臨床検査振興協議会との結束を高め、日本臨床検査振興協議会の活動に積極的に参画してまいります。

 基本診療領域学会の臨床検査専門医は、医療を取り巻く現状から鑑みて、存在価値が認知される時代の到来を感じさせます。本会は臨床検査専門医の研鑽の機会提供と臨床検査に関する医療政策を提言する活動を行っていく所存です。

 本会の会員の皆様方のご指導、ご協力をいただき、誠心誠意尽力してまいりたいと存じますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

日本臨床検査専門医会
 会長 〆谷 直人