「身長・体重・BMI」の検査について[ラボ NO.411(2013.4.発行)より] | 日本臨床検査専門医会|臨床検査医になるために
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「身長・体重・BMI」の検査について[ラボ NO.411(2013.4.発行)より]

身体測定の重要性は?

身体測定の重要性は?

職場の健診や人間ドックでまず行う検査が身体測定です。身長と体重、これは健康状態を知るうえで、とても大切な検査になります。身長と体重のバランスにより、注意すべき疾患がわかります。体重の変化から病気が発見されることもありますし、健康の指標にもなります。

身長について

身長について

身長の測定では、背筋を伸ばして顎を引き気味にして測定します。日本成人の平均は、男性で170cm、女性で158cmです。1~2cm程度ですが、 朝高く夕方低くなります。身長を伸ばすには、成長期に適度な運動、バランスのとれた食事、十分な睡眠をとることが大切です。

体重について

体重について

体重測定した場合、以前の体重と比較してみましょう。体重が半年で5%以上、意図せず減った場合は、注意が必要です。食欲があるようならホルモンの異常や糖尿病のこともあります。食欲がないようなら、さまざまな原因が隠れている可能性がありますので、いずれにしろ医師に相談されたほうがよいでしょう。
また、体重が増えた場合は、ホルモンの異常などの病気によることもありますが、増えたことで生活習慣病が引き起こされることもあります。

BMI(体格指数)とはなんですか?

BMI(体格指数)とはなんですか?

BMIは身体のバランスを表わしています。BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算し、基準値は18.5~24.9です。18.5未満が痩せ、25以上が肥満とされています。統計学的にBMI=22がもっとも病気にかかりにくい状態とされていましたが、最近の研究では、やや太めのBMR=24の死亡率がもっとも低いようです。
BMIが同じでも内臓脂肪型肥満は、問題です。腹囲(ヘソの高さでのウエスト径)で男性85cm以上、女性90cm以上は注意が必要です。

BMIが、25以上ですがどうしたらよいでしょう?

BMIが、25以上ですがどうしたらよいでしょう?

食生活を改善して運動を心がけることで減量しましょう。3~6カ月間かけて、体重や腹囲を5%減少できるように努力しましょう。病気になる前に行うのがよいのですが、軽い高血圧や脂質異常症、糖尿病などは減量のみで改善されます。毎日グラフを書いて、楽しみながら減量の成果を見るのもひとつの方法です。
体重は身体の水分の出入りでかなり変動するので、毎日一喜一憂せず、1週間程度の傾向を見るようにしましょう。

●日本臨床検査専門医会:種々の検査を通して診断や治療に役立つ検査結果と関連する情報を臨床医に提供する臨床検査医の職能団体です。