- 4
- LDが高いときはどうすればよいですか?
- 4
- LDが高いときはどうすればよいですか?
自覚症状はなくとも、放置していると悪化または進行する病気がかくれている可能性があります。医療機関を速やかに受診し、医師と相談しさらなる検査を受けることが必要です。
LDは多くの病気を反映しているので、LDの値だけではどの病気かはわかりませんが、LDアイソザイムを測定するとある程度検討がつきます。アイソザイムというのはLDの型で、1型から5型まであります。どの型が多いかにより、どの臓器の疾患かある程度検討がつきます。さらに血液生化学検査を併用することで、どの疾患の可能性が高いかがより明らかにあります。例えば、肝臓の病気でLDが上昇していた場合は、ASTやALT、γ-GTも上昇します。
必要に応じて、疾患の重症度や性質について知る目的でさらなる精密検査(画像診断や内視鏡など)を行っていき、適切な治療ができるようにしていきます。